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2018年8月20日月曜日

明治に感じた4年生力 早稲田は秋も小島頼りか

【No.69 2018/8/18 明治大 3-2 中央学院大 内海島岡BP オープン戦】
【No.70 2018/8/19 早稲田大 2-5 東洋大 安部球場 オープン戦】
 西の聖地のボルテージは最高潮、東の聖地での戦いを1か月後に控えた六大学は鍛錬かた仕上げにかかっていく時期。
 試合前の練習からじっくりと見学させてもらった明治に強い“4年生力”を感じた。大学野球の秋のシーズンは4年生たちにとってラストシーズン。4年生の思いの強さは高校野球の3年生の夏の大会への思いにも負けない。力以上のプラスアルファはチームにもたらすこともある。
 何気ない仕草でのやりとりや試合中からのベンチからの声にまとまりの良さ、団結力の強さをうかがわせる。最後の高森キャンプで絆がいっそう強まったのだろうか。野手の主力に4年生の多いチームだけに頼もしい。試合は、FISU世界大学野球選手権の侍ジャパン大学日本代表のエースとして活躍した伊勢 大夢(3年 九州学院)が好投。入れてよし逃げてよしのスライダーのコントロールが素晴らしく、140キロ台中盤のストレートにも力があった。初回の三者三振など7イニングで12奪三振。気は早いが来年のドラフトで、森下 暢仁とのダブル指名もあるのではないか。
 早稲田は大黒柱の小島和哉(4年 浦和学院)が東都大学秋春連覇中の東洋大打線に対し6回1失点。ブラジルの遠征から帰った直後でコンディションはベストではないかも知れないが、春のシーズン終盤の後半の好調をキープしている。2番手以降の投手がつかまり逆転負け。早稲田は秋も小島の出来がチームの浮沈を握る。

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