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2018年3月25日日曜日

川端スポニチ王者から3回6K

【No.6 2018/3/24 立教大 1-3 Honda 立教新座グランド オープン戦】
 立教のルーキー川端健斗(秀岳館)が先日の東京スポニチ大会で優勝したHondaから3イニングで6つの三振を奪う快投。
 初回、1番・木浪(亜細亜大)に粘られて四球。続くバッターの初球スチールを藤野が刺す。2番・鈴木(國學院大)にレフト線にツーベース。3番・井上(日本大)は外のストレートで見逃し三振。4番・佐藤(立教大)をカーブでセカンドゴロ<動画参照>。
 2回、先頭の5番・山本瑛(慶應義塾大)を四球で出すが、6番・川戸(日本大)をスライダーで空振り三振、7番・松田(中央大)をストレートで見逃し三振<動画参照>。このイニング最後のアウトが牽制でとってみせた。
 3回、8番・篠塚(青山学院大)を空振り三振。9番・山崎(関西学院大)にはライト前にしぶとく落とされる。1番・木浪には1打席と同じく粘られるが、今度は141km/hのストレートで空振り三振。第1打席にツーベースを打たれた2番・鈴木をお返しの空振り三振<動画参照>。もう少し見ていたかったがこの回で降板。
 3回を投げ、被安打2。奪った三振は6つ。右のグラブを斜めに高く上げ、大きなテークバックから叩きてくるようなストレートは縦の角度があり、スピンがかかって質もいい。バッターの腕が伸びないコースにコントロールされるのでベンチ方向に飛ぶ振り遅れのファウルも多かった。カーブの緩急、見極めの難しいスライダーのゆさぶりもいい。正確にはまだ高校生の左腕が強豪社会人チームを手玉にとった。入学早々、セントポール投手陣の軸になりそうな予感。