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2017年9月23日土曜日

ライアンか沢村栄治か おかわり君かおにぎり君か

【No.93 2017/9/18 慶應義塾大 4-1 東京大 神宮球場 東京六大学 2017秋季リーグ戦】
 前々日の1回戦に勝ち、この日は東大の勝ち点を期待して神宮に来た人も多かったのではないか。先発の濵﨑 貴介(2年 鶴丸) がつかまり1-3となった5回。早くも席を立つ人がちらほら。ここから赤門の個性派2年生が躍動する姿が見られたのにもったいない。
 宮本 直輝(2年 土浦一)ノーランライアンを彷彿させる足を高くあげ、真上からズバンと投げ下ろす。背番号が14なのでや伝説の名投手・沢村栄治に見えないこともない。打たれてしまったが、130キロ台中盤のストレートで真っ向勝負が気持ちいいい。
 「痩せる」が目標の青山 海(2年 広島学院)はおかわり君かおにぎり君かというほのぼのとした体型。代打で登場し、センターへ痛烈なライナーのリーグ戦初安打を放った。
 宮台に続く先発の柱になりつつあるこの日先発の濱崎、投打にセンスを感じさせる小林 大雅(横浜翠嵐)、慶應1回戦でホームランを打ったメガネのショートストップ新堀 千隼(麻布)、その新堀と1、2番コンビを組む軟式野球部出身の辻居 新平(栄光学園)などこの学年には楽しみな逸材がそろっている。来年、再来年、東大は勝ち点をとれるチームになっているかもしれない。