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2017年9月8日金曜日

ジスイズ亜細亜的な攻めにサブマリン沈む

【No.88 2017/9/8 法政大 5-10 亜細亜大 法政大学 (川崎総合グラウンド オープン戦)】
 サブマリン(潜水艦)は沈むものだが、沈んでもらっては困るサブマリンもある。
 法政の長谷川 裕也(4 聖望学園)はこの春の東京六大学リーグで3勝を上げ、秋のリーグも先発の一角を担うことが期待されるアンダースロー。秋季リーグ戦目前にして仕上り確認するはずだったろうが、ジスイズ亜細亜とも言っていい渋とい攻めに予定外の早さでマウンドを降りることに。
 果敢に盗塁をしかけたかと思えば、ツーアウトにしても送りバントでランナーを進めてくる。守っている側としてはストレスフルな状態が延々と続く。甘く入ったボールは確実にとらえられる。1回から3回まで「バントで送ってタイムリーで返す」という理想的な攻めで1点づつとって3点。さらにツーアウトからのセフティスクイズ。2つの盗塁に長打が絡み、前の回に2本のホームランで2-2の同点に追いついた法政は2-6と一気に突き放される。
 その後も亜細亜は攻撃の手をゆるめることなく、バントは送りバントは失敗なしの6つ、セフティバントはスクイズも含めて3本、盗塁は4つ。法政としてはやられ放題の試合になってしまった。ジスイズ亜細亜、恐るべし。