【No.97 2017/9/23 立教大 6-4 早稲田大 神宮球場 東京六大学 2017秋季リーグ戦】
ワセダの4番が苦しんでいる。早稲田・加藤 雅樹(2年 早稲田実)は開幕から4試合18回打席に立っていまだノーヒット、しかも5三振。
この試合でも立教の先発、手塚 周(2年 福島) に対し、第1打席セカンドゴロ(エラー)、第2打席は空振り三振。「もう見ちゃおれん」と思っていたら第3打席は代打を送られた。
開幕から16打数ノーヒット。
「前の壁」が出来てないので腰が逃げるのが早い。外の球はすごく遠くに見えているだろう。相手バッテリーもアウトコースを中心に使った配球をしてくる。意識が強くなり過ぎて、外のボール球にも反応してしまうという悪循環。このカード、加藤に1本あればという局面が少なからずあった。勝敗を左右するのが4番。ワセダファンには“清宮ショック”を受けている人も多いはず。「清宮が来なくても加藤がいるさ」と言えるような頼もしい4番になって欲しいものだ。
次のカードは春のリーグに宮台から満塁ホームランを打った東大戦。加藤の逆襲はここからだ。