“清宮フィーバー”も最高潮。
集まった人の多くは、高校記録となる通算108号と甲子園出場を見届けたいと思っていただろが、東海大菅生が意地を見せた。
松本-鹿倉の東海大菅生バッテリーは「清宮の前にランナーを出さないこと。内角を攻めること」をこの試合のテーマにしたという。
1打席づつ振り替えってみよう。
(第1打席)1回裏ツーアウトランナーなし
1球目 アウトコース ストレート ストライク
2球目 インコース ストレート ボール カウント1-1
3球目 アウトコース スライダー ストライク カウント1-2
4球目 インコースよりのスライダーでファーストゴロ
内外投げわけて打ち取る。
(第2打席)4回裏 先頭バッター
1球目 アウトコース カーブ ボール 1-0
2球目 アウトコース カーブ ボール 2-0
3球目 アウトコース ストレート ボール 3-0
4球目 アウトコース フォーク ボール 四球
意外とあっさり歩かせてしまう
(第3打席)6回裏 先頭バッター
1球目 アウトコース ストレート ボール 高めに外れる 1-0
2球目 アウトコース ストレート ボール 2-0
3球目 アウトコース ストレート キャッチャーフライ
インコースを狙ったボールが中に入るが清宮が打ち損じる。
フライの滞空時間は6秒87。
(第4打席)8回裏 ワンアウトランナーなし
1球目 インコーススライダー ライトへホームラン性のファウル 0-1
2球目 アウトコースストレート ライト前ヒット
初球は少しタイミングが早くてファウルになった。
2球目は鋭い当たりがあっという間にライトへ抜けていった。
3打数1安打1四球ではあるが決定的な仕事をさせなかったということで、清宮を抑えたことになるのだろうか?