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2017年12月31日日曜日

big6的 2017年〝六〟大ニュース

◎立教が1999年秋季リーグ戦以来18年・35季ぶりの優勝

野球部が東京六大学野球リーグ戦で優勝 99年以来18年ぶりの快挙達成 | 立教大学

東京六大学野球春季リーグ戦で、1999年秋季リーグ戦以来18年・35季ぶりの優勝を果たしました。立教大は、第2週の法政大1回戦、9回2アウトからホームランで追い付き、引き分けに持ち込むと、その後、2連勝で勝ち点を獲得。翌週の慶應大戦は4回戦までもつれた結果、惜しくも負けてしまい勝ち点を奪われましたが、その後、東大と早稲田大から勝ち点を獲得。

◎ 早稲田 70年ぶりの最下位

早大、え東大と並び70年ぶり最下位 東京6大学 - アマ野球 : 日刊スポーツ

早大対慶大 慶大に敗れ東大と同率最下位が決まり肩を落とす早大ナイン(撮影・横山健太) <東京6大学野球:慶大7-2早大>◇第8週第2日◇30日◇神宮  早大が慶大に連敗し、3勝8敗の勝ち点1で、東大と同率ながら最下位に沈んだ。47年秋の単独最下位以来70年ぶり。  2点を追う8回に、8番三倉進外野手(4年=東邦)のソロ本塁打で1点差に迫ったが、その裏に投手陣が4失点と崩れた。 ...

◎東大 15年ぶりに勝ち点

歴史的勝ち点!東大・宮台、魂の連投で89年ぶり法大に2戦2勝/東京六大学

東京六大学野球秋季リーグ第5週最終日(8日、法大7-8東大、神宮)東大が快挙、法大から89年ぶりストレート勝ち点! 東大は法大2回戦に8-7で競り勝ち、連勝で2002年秋の立大戦以来、15年ぶり、30季ぶりとなる勝ち点を挙げた。1回戦で2失点完投の今秋のドラフト候補、宮台康平投手(4年、湘南)が六回から救援登板し、4回9安打4失点とリードを守りきった。法大から2戦2勝で勝ち点を得たのは192...

◎侍大学ジャパン ユニバ連覇

侍大学ジャパン、ユニバ連覇&初の単独優勝 米に10点圧勝 - スポニチ Sponichi Annex 野球

台湾で行われているユニバーシアード夏季大会に参加している侍ジャパン大学日本代表は29日、決勝で米国を10―0で下し、2連覇を達成した。4番の楠本(東北福祉大)が「金メダルを獲ることが義務」と話した通り、1次ラウンドから7連勝と圧倒した。 ...

◎六大学全試合のLIVE配信スタート

「東京六大学野球」を独占無料ライブ配信する「BIG6.TV」 オープンハウスが冠スポンサーを務め、4/6(木)にローンチ

「BIG6.TV」 Webサイト URL: https://sportsbull.jp/category/big6tv/ 「SPORTS BULL」  WebサイトURL: https://sportsbull.jp/  アプリダウンロード   iOSURL: ...

◎宮台が東大の選手として13年ぶり6人目のプロ野球選手に

東大・宮台、雪に大興奮 日本ハムの入団会見で/デイリースポーツ online

情報満載デイリースポーツ/東大・宮台、雪に大興奮 日本ハムの入団会見で

big6的ニュース(12/30)

◎阪神・上本(早大OB) 母校・広陵で野球教室

阪神・上本、来春C安芸スタートも覚悟 11月手術右足首経過順調も状態見極め(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

阪神・上本博紀内野手(31)が29日、母校・広陵高の野球部グラウンドで行われた野 - Yahoo!ニュース(デイリースポーツ)

◎侍・稲葉監督(法大OB)U―23で指揮か

侍・稲葉監督、五輪へ異例の"武者修行" U―23W杯inニカラグア指揮浮上(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

日本の裏側で五輪予行!侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が、来秋に中米ニカラグアで開催予定のU―23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)で指揮を執る構想があることが29日、分かった。2020年東京五輪を見据えその予行演習を行うのが狙い。トップチームの指揮官が中米まで足を運ぶのは異例で、実現すれば金メダル獲得に向けた「武者修行」となる。 ...

2017年12月30日土曜日

big6的ニュース(12/29)

◎ソフトバンク・和田毅(早大OB)新年の誓い

ソフトバンク・和田毅 若手の「壁」となる/新年の誓い(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース

サインと言っても形式的なものだ。メジャー・リーグのカブスからFAとなり、古巣ソフト - Yahoo!ニュース(週刊ベースボールONLINE)

◎日本ハム・横尾俊建(慶大OB)は脱いでもすごい?

「おにぎり君」こと日本ハム・横尾俊建は脱いでもすごいんです?(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース

ストーブリーグはまだ終わってないが、新戦力を加えながら2018年シーズンの贔屓チームのスタメンなどをお酒でも飲みながらあれこれ考えるのは、野球ファンの方たちには楽しい時間ではないだろうか。 ...

2017年12月26日火曜日

キャッチボールは絶滅危惧種

 八王子で「キャッチボールクラシック」というイベントが開催されたらしい。「キャッチボールクラシック」は日本プロ野球選手会が野球普及のためにやっている全国規模のイベント(http://jpbpa.net/classic/)で数年前から行われている。
 キャッチボールももはやイベントなのだ。キャッチボールはもっともポピュラーな遊びの一つだった。父親からキャッチボールを教わり、近所の子どもたちとやるようになって、そして野球チームでプレーするという道をたどった人も多いはず。道路や草っぱらのストリートベースボール的な形から学校の校庭、球場と場所がステップアップするにつれ、遊びはトレーニングになった。いつの間にか楽しいという気持ちも小さくなっていた。
 今の子供はチームに所属し初めて野球にふれることが多い。キャッチボールは初めからトレーニングだ。父親ではなく、指導者からボールの握り方、投げ方をから教わるケースも多いだろう。
 空き地というのも都会では珍しくなったし、ボール使用を禁止している公園も多い。社会が遊びとしてのキャッチボールを許してくれないのだ。
 つかこうへいの小説に「あるキャッチボール屋さんの悲劇」というのがある。小説が発表された当時は、そんな商売成り立たないだろう、と思っていた。シャレではなく、こういうビジネスが出てきても不思議ではない。
 今度の正月、田舎に帰ったらオヤジとひさしぶりにキャッチボールしてみようかな。

2017年12月24日日曜日

洞察力――弱者が強者に勝つ70の極意 宮本 慎也 (著)

 宮本と言えば、アテネ、北京のオリンピックでキャプテンを任されたキャプテンシー。
 さぞかし意気に感じてこの役割をこなしていると思いきや、
 「私はプロ野球のチームにはキャプテン制度はないと考えている」
個人事業主であるプロ野球選手は定位置を奪われて相手を応援出来るものでない。 定位置を奪われても応援出来るようなメンタリティがないとキャプテンとはいえない、だからプロ野球の
チームににキャプテンは必要はないという論法だ。
ひげを生やしたり、金髪にするような人間がキャプテンを任せれている現状にもおかしいと首をかしげる。

「可能性が広がっているうちは全員がホームランバッター、エースといった「主役」を目指した方がいい。
いつかは、他者と比較する中で自分は「脇役」に徹しなければならないと気付くときが来る。
それまでは、周囲が可能性を限定することはない。」

 
 通算408犠打を決めるなど一流の脇役であったが、可能性のあるうちは「主役」を目指せという。
 経済誌向けの連載ということで無理やり、こじつけで教訓めいた内容にしようとしている感は否めない。それを差し引いても、野球人・宮本慎也のエッセンスがうかがええる一冊。
来季はヤクルトのヘッドコーチとして指導者の道を歩む。「洞察力」で最下位のチームをどうやって立て直していくかお手並み拝見。
 

2017年12月23日土曜日

殴られて野球はうまくなる!? (講談社+α文庫) 元永 知宏 (著)

古いのではない。間違っているのだ。

 野球における暴力には2種類ある。 一つは部員同士、主に先輩が後輩にふるう暴力、もう一つが指導者が選手にふるう暴力。
 小宮山悟は早稲田大学野球部時代に先輩から受けた暴力について、
「その場は、『理不尽なことをされたけど、仕方がない』と消化しただけで、やられたことを感謝することなんて絶対にありません」と断言する。
 切腹発言で物議をかもした開星高校の野々村直通・元監督は、
「体罰という言葉は教育の範疇に入る用語である。本来、体罰は教育現場で教師に与えられている懲戒権の中の一つであって、あくまでも生徒を立派に育て上げ、社会に通用する人間にするための手段である」と指導者による体罰の必要性を説く。
 さまざまな人たちの声を最大公約数的にまとめると、
“適格だと認められた指導者が本当に選手のことを思い、しかるべき理由があって、それを指導者と選手が共有する場合にのみ、暴力は暴力でなくなる。”
ということになるらしい。
 スキーに行って骨折した部員をボコボコにする大学野球の監督の話が出てくる。こんなヤクザまがいの人間が指導者の地位を与えられているのが野球界の現実だ。

 著者は、暴力的な指導のない中南米の野球や方針を変えて部員の増えたボーイズリーグのチームなどの例をあげながら暴力なしでチームを強くする方法」はひとつではないはず」と暴力を捨てることを提言する。
 暴力的指導をうけてきた人たちの多くの人たちからよく聞かれるのが「そういう指導は古い」というニュアンスの言葉。暴力的指導を否定することは自分の野球人生を否定するとでも言うのだろうか。暴力に屈した人間を蔑み、耐えた自分を自慢したいのだろうか。そういうやり方は、古いのではなく、間違っている。それを認めないから、「悪いとは分かってはいるけど」と暴力を手放せないのだ。





2017年12月8日金曜日

big6的ニュース(12/7)

◎侍ジャパン稲葉篤紀監督(法政大OB)がアシックスとアドバイザリースタッフ契約
侍ジャパン・稲葉監督がアシックスとアドバイザリースタッフ契約を締結(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

◎西武 新入団選手発表 齊藤大将(明治大)は背番号19
【西武】新入団選手の背番号発表 ドラ1齊藤大将は背番号19(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース

◎東京ガス・山内佑規(明治大OB)、NTT東日本・福田周平(明治大OB)、トヨタ自動車・多木裕史(法政大OB)が社会人ベストナイン
社会人ベストナインにオリックス・ドラ1のJR東日本・田嶋大樹投手ら(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

◎斎藤佑、大石、福井…早大トリオの今季
斎藤佑、大石、福井...早大トリオの今季を振り返る(ベースボールキング) - Yahoo!ニュース

◎JR東日本・吉永健太朗(早稲田大OB)の記事
世代NO1と評された甲子園V腕の今 二刀流にも挑戦、胸に秘める思い(Full-Count) - Yahoo!ニュース

◎多田野数人氏(立教大OB)が日本ハムのスカウトに
日本ハムが多田野氏をスカウトで招へい「チームの勝利に貢献したい」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

◎ソフトバンク・和田毅が再始動
ソフトB和田、先発最年長来季37歳 180イニング超えへ 「なんで俺より先にばてるんだよ!」9歳下の後輩にカツ(西日本スポーツ) - Yahoo!ニュース

2017年12月4日月曜日

big6的ニュース(12/3)

◎巨人・重信慎之介(早稲田大OB)早大野球部の若手OBによる振興イベントの参加
【巨人】重信、プロ入り後初の野球教室で「初心に戻れた」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

◎日本ハム・斎藤佑樹(早稲田大OB)「美人な人です」
斎藤佑樹、好きなタイプは「美人な人...中条あやみ」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

2017年12月2日土曜日

白球アフロ 朝倉 宏景 ・著(講談社文庫)

 
人を食ったようなタイトル。ゲテモノと侮って、野球小説史上に残るような名作をスルーするところだった。
 あまり期待していなかった。アフロヘアの転校生、クリスが野球部に入部。日本野球とのギャップ、コイバナと予想通りの展開にやれやれ。クリスの悲しいバックストーリーもあまり感情移入できない。
 ただページをめくるだけの読書が一変したのは野球の試合シーン。立教大学野球部に籍をおいいていたこともある伊集院静は「野球の実戦シーンを一気に押し通した、骨の太さが印象的」とこの小説を激賞したという。
 例えば、試合前のシートノック、
セカンドの俺も、マウンド付近でもう一枚の中継に入っている。とんでもないレーザービームが飛んでくるのと、一塁ランナーが三塁ベースを蹴った瞬間が俺の視界にも入ってきた。このまま中継のカットは不要だと判断した。キャッチャーの岡崎先輩も「スルー!」と叫ぶ。俺は送球を捕る姿勢のまま、グラブだけボールをスルーし、二塁をオーバーランしたバッターランナーを牽制する。„
コンマ数秒のセカンドの中継プレーでの動きを心理も含めて、細かく 描写できている。
  スクイズは、こんな具合。
バットを持った両手に軽い衝撃が残る。
とりあえず前に転がってくれたので走りだす。
ファーストを駆け抜けても、一向にボールは一塁手にやってこない。
ということは、送球はホームに送られたということだ。
アウトか、セーフか。
ファールゾーンまで駆け抜けると、そのまま後ろを振り返った。„
     そうそうこういう感覚。顔の前でバットを構える仕草をしちゃったぜ。
  試合シーンはこんな感じで続き、ページをめくるスピードが前半の2倍速に。

  このぐいぐい引き込む描写は「端から野球を観ていた人」の頭の中では作り出せないレベル。野球描写の巧みな書き手としては、桐蔭学園野球部OB早見和真PL学園野球部OBなきぼくろなどがいるが、この人はどんな球歴の人なんだろう? ネットで調べてみたが東京学芸大卒という経歴以上の情報が見つからず。